昨年9月、県知事、県議会議長への要望書提出に際しましては、ご賛同いただき、ありがとうございました。
今年も早、12月となりましたので、その後の「新たな静岡県立図書館を望む会」の活動につて、簡単にですが、ご報告します。
まず、「新たな静岡県立図書館を考える講演会」は県立中央図書館を会場に3回開催しました。
1回目は2月4日、全国各地で図書館設計を手掛ける建築家の寺田芳朗氏の「新しい図書館ができるまで~施設計画の視点から~」
2回目は5月20日、鳥取県で片山善博知事の元、県教育長を務めた中永廣樹氏の「地域づくり・人づくりと図書館の役割」
3回目は9月29日、北欧をはじめ、海外の図書館事情にも詳しい筑波大学教授の吉田右子氏の「真のにぎわいを生む北欧の公共図書館」です。
ともに、非常に示唆に富んだ講演会となり、参加者からも好評でした。
今年9月には昨年9月の要望書の3項目の要望の中から、教育委員会による直営体制の維持と専門職員の増員及び資料費の増額について、改めて知事と県議会議長に要望書を提出しました。
さらに、県教育委員会の教育長と教育部長にもお会いし、私達の考えを伝えました。
今後、どのように展開していくのか、分からない中、私達は「県教育委員会による直営体制の維持」の実現に向かって、進んでいきます。なにとぞ、今まで同様、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
2018年12月8日
新たな静岡県立図書館を望む会
代表 満井 義政