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~新県立図書館の建物について学びましょう~
東静岡への全面移転が決まり、いよいよ本格的になってきた県立中央図書館の新館建設。現在の施設は閲覧室の床のひび割れにより臨時休館、県民に様々な弊害を及ぼしており、建物そのものの重要性について改めて考える機会となりました。
よりよいわたしたちの県立図書館をつくるにはどうしたらよいでしょう。
半世紀に一度の転換期を迎えた今、未来を見据えたこれからの県立図書館について考えていきたいと思います。
今回の講演では、建築家として多くの図書館に関わられてきた寺田芳朗氏に「新しい図書館ができるまで〜建築家の視点から〜」と題してお話していただきます。
寺田氏の話を伺い、「こんな図書館にしたい!」という気持ちをどのようにカタチにしていけばよいか一緒に考えましょう。
~記~
【タイトル】新しい図書館ができるまで〜建築家の視点から〜
【講師】寺田芳朗氏(株式会社寺田大塚小林計画同人代表取締役)
【講師プロフィール】
1978年横浜国立大学院高額研究科修士課程修了後、設計事務所勤務を経て、1999年株式会社寺田大塚小林計画同人を設立。
佐賀県伊万里市民図書館(日本図書館協会建築賞)、滋賀県愛知川町立図書館(Library of the year2007年大賞)、福島県南相馬市立中央図書館(JIA優秀建築選2010入選)、などの設計に携わる。
また、神奈川県立図書館再編あり方検討ワーキング助言者、藤沢市これからの図書館検討会専門委員の他、慶応大学大学院(文学部)集中講義への出講なども行っている。