6月20日に行われる県知事選の立候補者の方々に当会から下記のような質問状をお送りし、お二人から回答をいただきましたので公開いたします。
立候補者の皆様へ
私たちは、地域の図書館がよりよいものになるようサポート活動をしている市民グループです。(活動内容は添付資料をご覧いただければ幸いです。)
新県立図書館も東静岡駅前への新築移転が決まり、基本計画・整備計画も発表され、新時代の図書館ができることと期待しております。
今回の静岡県知事選挙にあたり、大きな転換点を迎える新県立図書館のあり方について見解をお示しいただきたく、公開質問状をお送りさせていただきます。
尚、いただいたご回答につきましては、当会ホームページに掲載するなど、公開させていただきますのでご了承下さい。
- 県のホームページに発表されている「新県立中央図書館整備計画」は、新たな生活様式の時代を見据えつつ、県立図書館の基本と市立図書館を支援する県立図書館の役割が良く整理された計画だと思います。関連して次のことについてお伺いします。
その1.「新県立中央図書館整備計画」についてのお考えをお聞かせください。
その2. 運営形態は指定管理者等の外部委託ではなく、根幹機能は県教育委員会による直営を維持しますか。
その3. 設計者及び設計者審査委員は、「新県立図書館整備計画」に沿って、職員や利用者からの意見を十分に反映させることのできる人選を考慮されますか。
その4. 現在の施設よりもかなり面積が広くなる新館には、県立図書館の使命を果たしうる十分な資料が継続して必要です。また資料が豊富であることが利用者増になります。資料費についてのお考えをお聞かせ下さい。
その5. 静岡県立中央図書館では、昨年度から図書館専門職としての司書採用が復活し、全国的に注目・評価されています。図書館専門職制度による専門職(司書)の採用・養成についてお考えをお聞かせください。
2. 公文書館の設置についてお伺いします。
公文書館は、県民の共有財産としての行政文書を保存・公開し、行政の説明責任を果たすための機関であり、欧米ではその存在は民主主義を支える根幹と言われています。
今後、公文書館を設置するお考えはありますか。
以上、お忙しい時期に恐縮ですが、来る6月11日までにご回答いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
ご健闘を心よりお祈り申し上げます。 2021年5月30日
川勝氏からの回答はこちらをクリックしてください→回答
岩井氏からの回答はこちらをクリックしてください→回答
(立候補届け出順)