テーマ『食物・女・戦争 セルビアから時代を読む』
日時:6月17日(土)午後2時から午後3時半までまで
場所:静岡労政会館 第5階展示室
山崎佳代子プロフィール
山崎 佳代子(やまざき かよこ、1956年9月14日生れ)は、日本の詩人、翻訳家。2015年現在はセルビアのベオグラード在住。夫は翻訳家・ユーゴスラビア研究者の山崎洋。
石川県金沢市生まれ、静岡県静岡市育ち。1979年北海道大学文学部ロシア文学科卒業後、サラエヴォ大学でユーゴスラビア文学史を学び、2003年に博士号を取得。1982 – 1986年、ベオグラード大学大学院に在学。在学中の1985年から助手を務め、その後文学部教授となる。日本の近現代詩を旧ユーゴスラビアに翻訳紹介した。
2015年『ベオグラード日誌』で第66回読売文学賞の紀行賞を受賞。
著書
『スロベニア語基礎1500語』(編) 大学書林、1985年
『解体ユーゴスラビア』朝日選書、1993年
『ある日、村は戦場になった バチュガから届いた子どもたちのメッセージ』創美社、1995年
『鳥のために』書肆山田、1995年
『産砂rodina』書肆山田、1999年
『薔薇、見知らぬ国』書肆山田、2001年
『そこから青い闇がささやき』河出書房新社、2003年
『秘やかな朝』書肆山田、2004年
『アトス、しずかな旅人』書肆山田、2008年
『みをはやみ』書肆山田、2010年
『ベオグラード日誌』書肆山田、2014年
『戦争と子ども』西田書店、2015年
翻訳
ダニロ・キシュ『若き日の哀しみ』東京創元社、1995年
ダニロ・キシュ『死者の百科事典』東京創元社、1999年
ダニロ・キシュ「庭、灰」『世界文学全集』河出書房新社、2009年
『小さな惑星 白石かずこ詩撰集』訳編